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歯の表面にはペリクルという被膜があり、そこに着色物質が付着し、歯の変色が起きます。ホワイトニングとは、この被膜に付いた着色物資を除去することで歯を白くしていきます。ホワイトニングにより「ホーム・ホワイトニング」と「オフィス・ホワイトニング」という二つのやり方があります。
ホーム・ホワイトニング
自宅で行うホワイトニングです。特徴は寝る際にホワイトニングを行う歯面に薬剤をもったトレーを装着して2週間以上毎日行います。時間は掛かりますが、色の後戻りが少ないのが特徴です。費用的にはやや高価です。
オフィス・ホワイトニング
歯科医院内にて短時間で白くするホワイトニングです。しかし、歯の表面のペリクル(皮膜)を除去してしまうため、再着色しやすいのが欠点です。しかし、ホワイトニング後のケアを十分に行い、10日〜14日毎に3回繰り返すと、白い色の定着が起こり、白さが持続します。一回の費用が安く、ホワイトニング効果も目で確認しやすいため、しろくま歯科医院ではこちらをおすすめしています。
オフィス・ホワイトニング+ホーム・ホワイトニング
オフィス・ホワイトニングにて十分色が落ちない場合は、ホームホワイトニングの併用して対応していきます。
ホワイトニング前
- ホワイトニングの治療は個人によりその効果が異なりますので、すべての方が、必ずしも現在の状況から改善されるという保証はありません。変色の原因としては色調の改善が見込めないこともあります。
- ホワイトニング効果の持続時間は、変色の原因および生活習慣によって変わってきますが、2〜3ヶ月のタッチアップによって、その白さを保つ事が出来ます。
- ホワイトニングにより、知覚過敏、歯肉の灼熱感、粘膜の潰瘍、歯の痛み等が生じる事が希にあります。
- すでに知覚過敏の傾向がある場合、ホワイトニングを行うことでさらに症状が悪化する事があります。
- 妊娠する可能性が高い方、あるいは妊娠中・授乳中の方にはホワイトニングはおすすめできません。
- ホワイトニングを行うと、歯の表面に点状の白い部分が現れる事があります。これは歯に元々あるものが、ホワイトニングにより強調されたものです。数週間から数ヶ月経つと周りになじんできますが、それでも気になる場合は、歯を削って白いつめものなどの処理が必要になります。
- 通常、ホワイトニングにより、神経のある歯の色調は明るく変化します。しかし、充填物(つめもの)の色調は変化せず、神経の無い歯も変化は小さくなります。そのため、これらの色調が異なって見えるようになりますので、あまり目立つ場合はこれらの処置をやり直す必要が出てきます。
ホワイトニング後
- ホワイトニングを行うと、歯の脱水症状が起きます。そのため、治療後に色の濃い食べ物、飲み物を口に入れると、脱水した歯は色の付いた水を吸収してしまうため、再着色が起こりますので、十分気をつけてください。
白地でしろくまマークが入っている紙は、ホワイトニング前にお渡しする承諾書です。
青地の紙が、ホワイトニング後にお渡しする注意書です。
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