細菌やウイルスに感染することによって発症するものもあるが、多いのは、アフタ性口内炎です。その発症のメカニズムとして以下のことが考えられています。
- 偏食による鉄分やビタミンの不足
- ストレスや睡眠不足
- 不正咬合や、歯ブラシなどによる粘膜への物理的刺激(口内を噛むなど)
- 唾液の不足、口腔の乾燥
- 口腔内の不衛生
- 歯磨き粉成分による粘膜の損傷(ラウリル硫酸ナトリウムなど)
また、口内炎になりやすい体質の人(食物アレルギーの人や粘膜の薄い人)もいる。さらに、ビタミン欠乏症の症状として口内炎が現れることもある。
[症例1]
口唇に大きな口内炎のため来院
>> 写真1
レーザー治療と薬による治療がありますが、患者さんの希望で両方行うことになりました。
>> 写真2
口唇に表面麻酔を5分以上置き、知覚の消失を確認後、レーザーを照射していきます。
>> 写真3
レーザー照射後の口内炎
>> 写真3
その後、口内炎用の口腔内専用難航を塗布します。
>> 写真5
1週間後の口内炎の様子です。すっかり治りました。
>> 写真6