むし歯にはC0〜C4間での段階があります。Cとはデンタルカリエス(むし歯)と言う意味です。このようにむし歯は5段階に分けることが出来ます。これらの治療ですが、C0〜C2の状態が小さい虫歯なら保険の範囲内で白く、無痛状態で治療することが可能です。これ以上大きくなると、神経の治療が必要となることが多く、治療期間が長引く事があります。下図は、ご自分のお口の中の痛みの度合いとそれにともなう症状がどこにあたるかの指標にしてください。
痛みと症状の指標
- [むし歯進行度・・C1]
- [象牙質知覚過敏症(知覚過敏)]
- ●冷たい物がしみる
- ●チョコレートなど甘い物を噛むと痛い
- ●歯ブラシの毛先が当たると痛い
- [むし歯進行度・・C4]
- [歯肉炎〜中等度の歯周病]
- ●歯肉から血が出る
- ●口の中に血の味がする
- ●歯が浮いたような気がする
- ●口臭が気になる
- ●冷たいものがしみる
- ●食事の後に痛みが出る
- [むし歯進行度・・C2]
- ●口臭が気になる
- ●冷たいものがしみる
- ●食事の後に痛みが出る
- ●痛いときと痛くないときの波がある
- ●噛みしめると痛い
- [顎関節症]
- [親知らず]
- ●口を大きく開けられない
- ●痛む場所が特定できない
- ●あごが痛い
- ●食事が飲み込みづらい
- ●鈍い痛みが長時間続く
- [むし歯進行度・・C3]
- [歯周病の急性症状]
- [急性の歯根膜炎]
- [急性の歯随炎]
- ●熱いものがしみる
- ●常に痛い
- ●歯肉が腫れたり、膿みが出たりする
- ●夜、痛くて眠れない