手術を行う症例
[症例1] 20代・女性
[初診時] 左上の前歯。難治性の根の治療。前の歯科医院からの紹介にて治療開始。なかなか違和感が取れないために、手術を行うことにしました。
＞＞ 写真1（X線写真の矢印部分は歯根膜が無くなっている状態）
［手術時］ 歯に歯冠修復物が被せていないため、再植という手術法を選択。一度抜歯を行い、感染しないように歯牙の感染部を直視した状態で治療。その後、抜歯窩に歯を戻して固定しました。
＞＞ 写真2
[手術後６ヶ月後] 経過観察後、状態が安定してきたので、歯冠修復をおこないました。
＞＞ 写真3
[症例2] 30代・女性
[初診時] 右上の歯と鼻の下に違和感を覚えるということで来院。X線写真で確認して見ると、右上の前歯の根本に大きな歯根端嚢胞（感染した腫瘍の袋）がみられます。歯冠修復をしてある歯なので、歯を壊さずに、手術によって治療することにしました。
＞＞ 写真1
[手術時] 手術時の様子。該当歯牙根尖部にある感染した部位を直接除去します。
＞＞ 写真2
[手術後２週間後] X線写真。腫れ、痛みともなく、状態もよく保たれています。
＞＞ 写真3（X線写真の矢印部分）
[手術後3ヶ月後] 症状が安定してきたため、無事に最終的な歯を被せました。現在は、経過観察中です。