むし歯が進行してしまうと、歯髄(しずい==神経)が死んで腐敗し、歯を支える骨に膿がたまってしまうことがあります。よって以下のような症状のうち、3つ以上当てはまれば、神経を抜く処置が必要となります。
- 何もしなくても痛い
- 歯肉が赤くなっている
- 熱いものがしみる
- 激しい痛みがある
- 夜間に痛む
[症例1] 30代・女性
○の中に病巣があり、痛みを生じた状態です。
(冷・温水痛/自発通/咬合時痛)
>>写真1
神経を抜き、根の治療を完了した状態です。
>>写真2
[症例2] 30代・女性
歯冠の中に大きな病巣あり。神経を抜く処置を予定していたが、神経が完全に死んでしまうと、痛みが無くなってしまうため、通院せずに放置した状態になっていました。
>>写真1
約11ヶ月後疼痛にて来院。歯冠の崩壊と歯根の感染が酷く、(骨が溶け始めるため、痛くなってくる)抜歯することになりました。
>>写真1
→次の症例は手術を必要とするものです。